2019年1月、インフルエンザになりました。
A型陽性ね。
平日週の半ばに差し掛かる前、まずは奥さんに症状が現れ、診断結果は「インフルエンザA型:陽性」。
その翌日、次は私と子供(上の子)に症状が出始め、診てもらったところ「インフルエンザA型:陽性」で同じ。
週の後半は仕事・幼稚園はお休みすることになりましたが、何故か元気な下の子にも移すわけにもいかないのと、親二人が寝込むと日々の生活自体が大変なのでまずは治すことが先決。
という感じの経緯ですが、今回スポットを当てるのは処方されたお薬について。
「奥さん」と、「私と子供」は症状が出始めた時期が異なり、病院もそれぞれ別のところへかかりました。
奥さんの場合 : イナビル (1回吸入)
奥さんは「イナビル」でした。
イナビルは吸入容器に入った粉状の薬を本体の空気孔を塞がず自分で上手く吸い込む必要がある従来からあるお薬。
自分は過去処方されたことはありませんが、吸入指導があったりと、上手く吸い込めなかった時の薬の効き目が不安になるので、出来れば経口投与の錠剤が良いですね。
ちなみに奥さんは今回イナビルでちゃんと治りました。
私と子供の場合 : ゾフルーザ (1回経口投与)
私と子供は今回「ゾフルーザ」の処方になりました。
去年3月に発売が開始された対インフルエンザの新薬ですね。
薬を選ぶときに「どれにするかなぁ」とお医者さんも若干悩んでましたが、子供が3歳でイナビルの吸入ができるか微妙の為、タミフルかゾフルーザで迷っていましたが、最終的にゾフルーザになりました。
タミフルもゾフルーザと同じ錠剤ですが、1回の飲めば終わるゾフルーザと違い、タミフルは1日2回飲むのを5日間続ける必要があります。
使い勝手は格段に新薬(ゾフルーザ)の方が良いですね。
実際、私も子供もゾフルーザを服用してから翌日夜からは少し楽に、その次の日はほぼ回復していました(自宅安静は引き続きですが)。
注意点・気になる点
医者も言っていましたが、体重10kg~20kg未満のお子さんに処方されるのは10mgの小さな丸い錠剤で、飲む時はちゃんと飲めるか事前に確認を、ということでした。
(ちなみに体重80kg未満の大人は20mg錠を2錠)
本人に確認して「できる」と言っていても実際はなかなか飲み込めないこともあります。
実際、私の子もなかなか飲み込めず何度も水を飲んで段々溶けて小さくなった錠剤を最終的に飲み込めた感じでした(失敗失敗)。
ゾフルーザは水でなくても服薬補助ゼリーやジュース、ヨーグルトやプリンと一緒に飲めるのでお子さんに服用する際は試してみるのもいいかもしれません。
あとは錠剤を半分に割って飲むとかね。
気になる点は、1回飲むだけのゾフルーザのお手軽さがある反面、もし投与後に吐き気がありもどしてしまうと、薬は効かない(効き目が弱まる)のではないかという点。
どうやら続けて処方はできないようなので、気を付けたいところです。
その点、同じ錠剤でもタミフルは1日2回を5日間続ける手間はあるものの、もしどれかのタイミングでもどしてしまっても残りの服用でカバーできそうですね。
あとは新薬なので副作用のデータが出揃ったかどうかが気になります。
もう服用して治った後ではありますが、次に飲む機会があれば事前にもう少し調べておきたいところです。
総括としては、1回飲むだけで結果的に私も子供も治るまでに至った新薬ゾフルーザはお手軽で効果があるもの、という認識です。
数日間ずっと一緒にくっついて過ごしていた下の子(1歳半)には症状が出なかったのが素晴らしい。
新薬で薬の単価は他の対インフルエンザ薬よりも数百円高いのですが、今回はゾフルーザに助けられたという感想です。
インフルエンザは感染しないのが一番ですが、もし感染してお医者さんに掛かる時は処方されるお薬の参考にしていたければと思います。
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