一昔前と比べると、室内で・屋外で誰もが高速にネット環境を使えるようになり、それに合わせてネット通信を前提として動作するサービス・アプリが増えてきました。
例えばTwitter、例えばDropbox、例えばGoogleカレンダー等々。
それらを上手く扱うことでプライベートな生活をデジタル上で便利に管理している方、ビジネス上でも活用して業務を進めている方様々だと思います。
しかし、複数のサービスを使っているとアプリの立ち上げや切り替えがそれぞれ独立したものになり煩雑になっていくのを経験しているのではないでしょうか。
いつの間にかタスクバー(タブバー)には幾つものアプリが立ち上がっており探す時間・切り替える時間が積み重なるのも勿体ないですね。
そんな各種Webサービス・アプリを1画面のサイドバーに纏めてくれて(しかも種類毎に!)、ブラウザのように1クリックで切り替えてくれる「Biscuit (ビスケット)」が使ってみて非常に便利だったので今回紹介させていただきます。
公式には「ブラウザ」と位置づけられており、Biscuit外観は確かにサイドバーがあり、アドレスバーがあり、ブラウザのように見えます。
(公式サイト参照)
インストール方法は非常に簡単な為、載せるほどでもないですが、公式サイトからインストールファイルをダウンロードしてクリックするだけ。
インストールファイルのアイコン可愛い。
ビスケットなアイコンを実行するとセットアップが始まり、しばらくすると完了します。
完了すると、初期アプリは「Work」グループと「Personal」グループにそれぞれGmailとGoogleDriveのアプリが配置されています。
メジャーなサービスで利用者が多い為、代表的に初期設定されていると思われますが、不要な方は項目を削除可能なので、そのまま使う方はログイン、別サービスを使う方は画面左下の「アプリを追加」になります。
追加可能なサービスは2019年7月現在、80種類以上となっており、主要なサービスは網羅されています。
主なサービスでは
- Gmail
- Google Drive
- Google カレンダー
- Dropbox
- Evernote
- Trello
- Slack
- GitHub
- Facebook (Messenger)
あたりでしょうか。
あとはChatwork、Feedly、Instagram、Outlook、Pocket、Todoist、YouTubeなどもありますね。
各種サービスを追加していくとBiscuitのサイドメニューはこのようになります。
サービスのアイコンも付いていてとても分かりやすい。
グループ分けは初期値の「Work」「Personal」のまま使っていますが、新規グループの追加も可能です。
サービス間の切り替えは爆速。
1クリックでポンポン画面が切り替わります。
Slackで返信した後にTwitterをクリックしてサクッと切り替え!みたいな。
使ってみるとその便利さがやみつきになりますよ、ホント。
余談で、上記種類のサービス追加で、Windowsのメモリ消費はこのような感じ。
そんなに驚くほどの消費量ではないですね。
こうして見ると↑、童謡が脳内で再生されますね(笑)
ポケットのなかにはビスケットがひとつ♪
ポケットをたたくとビスケットはふたつ♪
余談、と言っていいかは分かりませんが位置づけは「ブラウザ」の為、普通にWeb検索もできますよ!
イマドキなブラウザのような色々な機能を詰め込んでいるわけではなく見たところ履歴やお気に入りもないぐらいのシンプルさなのでかえって潔く作業に集中できるシンプルな機能になっていると思います。
公式によると、『Biscuitはあなたの行動をトラッキングも分析も送信もしません。あなたのプライバシーはあなたのものです!』とあり、セキュリティ面でも安心感が持てます。
以上、複数のアプリを1画面に纏めて表示・切り替えができる「Biscuit (ビスケット)」の紹介でした。
リリース開始が2019年6月と最近で使い勝手も非常に良いものになっていますのでこれからの発展に期待しています!
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